
鍛冶 静雄
Shizuo Kaji
京都大学大学院理学研究科 教授
京都大学大学院理学研究科 数学・数理解析専攻 博士課程修了。九州大学マス・フォア・インダストリ研究所 教授を経て現職。専門はトポロジーで、形状解析や医用画像などへの応用に取り組んでいる。
研究紹介
トポロジー(位相幾何学)は、対象の「かたち」を大局的に捉え、その特徴を記述する数学の一分野です。私はその基礎研究とともに、トポロジーの計算機科学への応用にも取り組んでいます。トポロジーによって複雑なデータの特徴を捉え、コンピュータによって解析したり、画像や図形といった目に見える「かたち」として描き出したりすることで、さまざまな社会課題に対する数理的な解決策を提示することができます。
これまで、医療、土木、製造、市場調査などさまざまな場面で得られたデータから特徴を抽出し、解析する共同研究に取り組んできました。解析にとどまらず画像処理や3DCGの制作、ロボットなどに用いる高効率な機構の設計・制御など、実際に「かたち」をつくり出すことも得意としています。
| 専門分野 | トポロジー(位相幾何学)、位相データ解析、形状設計 |
関連する業績
学際研究・産学連携に関わる受賞
- 令和7年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞 研究部門《かたちと動きを基軸とする産業数学の研究》
- 2021年度電気通信普及財団賞 テレコム学際研究部門
- 2020年 藤原洋数理科学賞 奨励賞, 《形状デザインの数理的方法の深化・発展とその社会実装》
特許
| 発明の名称 | メビウスのカライドサイクル |
| 出願人 | 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) |
| 登録日 | 2023年4月12日 |
| 優先権情報 | 特願2018-033395, 2018/02/27出願 |